歯科領域の高周波治療は、歯周病、知覚過敏処置、根管治療、膿瘍の切開、顎関節症、虫歯治療、抜髄、口内炎、口唇ヘルペス、口角びらん、智歯周囲炎、唾液分泌促進等で利用されています。
治療方法は温熱療法(ハイパーサーミー)と考え方はほぼ同じで、体内に交流の磁場を置く事で腫脹部の悪い細胞を壊死させる方法で、患者さんには痛みを感じさせることなく治療を行えます。
また、高周波を弱く断続的に当てて組織の創傷治癒促進をはかることもできます。 ※効果的なパルスを選択し、いろんな事に効果が期待できます。
炎症組織を数回で鎮静させうる。
歯周ポケット内の細菌を殺菌する。
創傷治癒促進作用(傷ついた組織・細胞の再生を促す作用)
その他、歯の知覚過敏や根の神経の治療(根管治療)の際の殺菌にも効果があります。
治療によって通院回数が異なりますので、詳しくは主治医にお尋ねください。
また、治療後に定期的な検査やメンテナンスを行うことをおすすめします。